歴史(2)

茶葉を揉む。
2歳の姪っこも参加。甥っ子も並んで、頑張る。初めてではなさそう。
むしろも茶色に染まっている。いい染色。
揉んだ後は空気にあまり触れさせないように詰めて休ませる。使ったむしろを上に掛けるのもいみがあるらしい。明日までおいしいお茶になるように馴染んで欲しい。

今日は、お茶の作っていく経過でいっぱいの歴史を感じた。
昔から使われていた物で同じ事を続ける歴史。
そして、次への伝達の為に子供達に経験させる、大切さ。
昔使っていた物を子供がそれを握っている、不思議。
自然に近い物で強く感じる。
2歳の子供が憶えているか定かではないが、脳の何処かで意識のしない記憶として残り、別の所で発揮してくれるかもしれない。
そう考えると、うれしいし、ロマンがある。

後片付けのとき、大釜に1ミリあるかないかの穴を見つけた。
私が作った?
母は、『ずっと使って来た物やのに』と少しショックみたいだ。
私は、使って来たから穴があいてくるし、何でも直せる物は直して行けばいいと言った。
そういうものだと思う。

小さい穴があいた大釜を見ていて、意地悪な考えが浮かんだ。
『今日、私が大釜に少しの歴史を作った』と。
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並んで頑張って。
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おいしいお茶が出来ますように。



by itotoki | 2007-05-10 22:05 | 雑記