展示会終了

今日で展示会が終了した。皆さんお疲れ様でした。良い経験をしました。
今回の私のテーマ    
   「日頭下」 ーsunとうかー
太陽の下、頭を下げて草引きをしながら思いつきました。
自分がずっと気になって来た好きなこと。
私たちの祖先が、生活の中で経験して考えだして来た智恵。なるほどと思う。それを身近に感じたくて自然の中で生活している。
「好き」で織りにつながっている「欲しかったもの」。一番最初に身につけたといわれる、身近にあった草、樹皮でできたもの欲しかった。

小さい頃から、遺跡とか考古学的な事が好きで、『探検家になりたい』と親に相談したが、『寂しがりややのに』と言われ、簡単に止めた。今でも遺跡なんかの話には、ドキドキする事が多い。
昔の人が、便利でなく一所懸命に生きて、経験して考えだして来た物が今の私たちの元になっていると思っている。それが「こうだからこうなって来た、だからこうなんだ」と、生きた智恵を知る事が好きだ。情報を多く吸収するというより、生活に密着していればそれだけでいい。
聴く、観る、そして、なりより自分で体験する、素敵な事と思う。
私たちに子供はいないが、こうしたものを生きた智恵として伝えて行ければと、私たちは考えている。
こういう事考えて、自分が麻で織りをしていて、昔の人が着ていたといわれている、『貫頭衣』に近い物を作りたいと思った。作りながらどんな事を考えたのかなどと、思いを馳せたのです。
そして、殆ど切らずに手縫いをしました。

良い経験で、今後織りを続ける方向が少し見えた気がします。



by itotoki | 2006-06-18 23:00 | 染織