ついでに。

風は強いが良いお天気になった。畑に行って、薪ストーブで苧麻の糸の精練をした。剪定した木、落ちているしば、えつりの竹を切った端等、燃やす物はたくさんある。
湯を沸かしたりしている間にえつりをした、今日は、大工でもある、ぶっちが知り合いの上棟の手伝いをしに行って、教えてもらったのを思い出しながらの作業だ。
精練は1.5kgぐらいの糸をした。買った糸であるが、手績みの糸で一綛一綛が色も太さも違う。どう使うかそれぞれの個性を見ながら考えた。
精練を終え、糸を洗おうとした。しかし、溜めてあった山水が昨日までの雨のためか濁っていた。そうだ、ついでに燃やした竹の消し炭を水の中へ入れてみよう。試しだ。ついでだ。新たに水を溜めている間、また、えつりをする。こう、こう、頭を切り替える。
ついでにと思い行動すると、とんでもない所まで行ってしまう事が普段から多い。しかし、今日は、円を描くように丸く納まった。満足。明日は、ついでに何をしようかと、もう考えてしまう。



by itotoki | 2006-04-03 23:00 | 染織

織りと木工と農作業の生活
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